昨今、お店を営業されている方々には、X(旧twitter)やinstagramなどをはじめとした、SNSで情報を発信することが増えていることかと思います。そんなSNS全盛期とも言える世の中ですが、
あなたやあなたのご両親は、SNSをされていますか？
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SNSの情報を見ている人は、意外と限られる
SNSで情報を発信されている方には、当然ご存じのことかもしれませんが、Xにせよinstagramにせよ、各種SNSに会員登録やログインしていない人はそれらの情報を見られません(埋め込み等一部のケースを除く)。冒頭の問題提起の要点は、そこに尽きます。そして、3人に1人は60歳以上、2人に1人は50歳以上と言われている世の中で、SNSを使った情報発信で伝えられる人というのは、意外と限られてしまうのです。
冒頭にも書きましたが、今この記事をお読みのあなたのご両親は、SNSをやられていますか？60歳を超える私の母は全くやっていません。「なんでSNSをやっている人がいるの？なんのためにSNSを見るの？」と、SNSの話題があがるとよく聞かれます。
また、母より少し年下の年齢の叔母や叔父もやっていませんし、さらに二回り高齢の祖母に至っては、スマートフォンを何とかぎりぎり使えても、SNSをやっていないどころか、SNSという存在を理解しているかも微妙なところです。これらのケースは、あくまで私個人の周りの家族の話ですが、世の中の50歳以上の方々のSNSへの姿勢の一例としては、あながち間違ってはいないのではないかと思います。
さらに、これらを裏付ける根拠として、総務省の各年代別のSNS利用調査の結果でも同様のデータが報告されています。
「令和４年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」（総務省情報通信政策研究所）
https://www.soumu.go.jp/main_content/000887659.pdf
40歳位までの年齢層の人しかSNSは見ていない
つまり、何が言いたいのかというと、SNSで情報を発信し続けても、40歳位までの年齢層の人には見てもらえるかもしれないですが、50歳以上の年齢層の人に見てもらえる確立というのは、かなり低いのです。そして、SNSだけで情報を発信するというのは、そういったお客さんになりうる年齢層の人たちに対して情報を提供していない、冷たい言い方をすると切り捨てているのとほぼ同義なのです。
そんなことはないと思われる方もいるかもしれませんが、もしこの記事をお読みのあなたがお店をやっていて、SNSで情報を発信していたら、フォローしてくれている人数を確認してみてください。かなりの高い確率で、実際の来店数とフォロワー数には、大きな差があるはずです。その差こそが、SNSによる情報発信が届いていないお客さんの数を端的に表していると言えるでしょう。
少し余談にはなりますが、当事業所では大泉学園マップという、地域のグルメガイドのようなサイトを運営しています。そのサイトでは、SNSを一切運営していませんが、毎月数千〜数万のアクセスがあります。これは、大泉学園マップが世代や年齢を分け隔てなく情報を発信しており、SNSをやっていない方や、SNS以外の情報を求めて来訪されているのが、一つの理由ではないかと推測しています。
ここまでお読みいただければ、もうお分かりになるかと思いますが、そういった方たちに向けて情報を発信するために、SNS以外の情報発信が重要であるということは、紛れもない事実であるということがご理解いただけるかと思います。
ホームページやチラシはコミュニケーションのきっかけ
とはいえ、ホームページやチラシというと、難しいものと考えてしまう方が多いことかと思います。ですが、特別難しいものと考えずに、挨拶やお店の看板などのように、コミュニケーションのきっかけと考えてみてください。本来SNSもそのような目的で存在しているはずですが、年齢間で大きな隔たりがあるのは、ここまでに述べてきた通りです。そして、ホームページやSNS、チラシなどで情報を見てほしいのは、どれくらいの年齢層なのかを考えていただれば、それらの必要性についても、ご理解いただけるのではないかと思います。
どんなにいい商品やサービスでも、まずは知ってもらわないことには始まりません。この記事を読んでいただいて、代表の私見に共感やご理解をいただけた場合には、無料のホームページサービスなどを利用し、メニューやサービスに店舗情報だけでも載せた、簡単なもので良いのでホームページを作ってみることをオススメします。
もし、ホームページの制作のご依頼を検討されたい場合には、ぜひ当事業所を候補の一つに入れておいていただければ幸いです。
ご相談、お見積もり、お問い合わせは無料です。